Wednesday 11 March 2015

3月11日。あの日何をしていたか、そして今思う事。March 11th. What I was doing at that time and my thoughts to it now.



(上記の図は日本からの津波漂流物の拡散状況の予想を示したものです。) 

日本から16時間遅れる事の、今日は3月11日。
日本から離れて10年、4年前のあの日も私はここ、カナダで普通に暮らしていたのでした。
何も知らずに朝から学校へ行き、午前中いっぱいの絵画のクラスに出席中。クラスメート(日本人ではない)の一人に「日本が大変だ、君の家族や友達は大丈夫か!?」と言われ、慌ててネットに繋がったのでした。クラスには他に2人の日本人の学生がいて、彼女達と私は絵を描くのも忘れてスマホに釘付けになっていると(授業中でしたがね)、他の生徒達も心配して声をかけに来てくれたり、挙げ句の果て先生も、図書館に行ってニュースをフォローすればどうか、必要なら家に帰ってもいいよ、と言ってくれました。

その後すぐにFB経由で大学でバラバラの学部に所属する日本人学生に集まるように呼びかけがあり、普段お互いに合う事も知る由もない日本人学生達が一同に会したのでした。あの時校内にはおよそ70人ほどの日本人学生がると聞いたように記憶していますが、学生課ではプライバシーの保護のために個人の情報を渡せないと言う事で、FB経由と人伝いで最初集まったのは30人弱だったと思います。ミーティンングを重ねて、学校側と交渉して、正式な募金活動が始まったのでした。シフトを決めてカフェテリアに立ち、人々に募金を呼びかけました。私は美術課の学生としてポスターやチラシのデザインやその紙などサプライを担当したのですが、先生達に相談すると、喜んで使う紙や大判ポスターのプリントなどを無償で提供してくださいました。カフェテリアでは多くの地元と世界中からあつまる他の学生達が募金や励ましの言葉をかけてくれました。

いち早くこの募金活動を発起したの私たちのリーダーは、当時19歳の演劇課の学生でした。彼女は4年が経つ今もさらに本格的に震災起因漂流物の回収、清掃、調査、日本でのボランティアなどの活動を勢力的に行っています。私より遥かに若い彼女ですが、私が最も尊敬する人達の一人です。彼女は、持ち主が特定できた漂流物を活動団体を代表して日本へ返しに行った事もありました。頭が下がります。

そして今も日本から津波で流されたと思われる瓦礫や色々な物達がぞくぞくと私たちの住むBC州やアメリカの西海岸に流れ着いています。
話題に上ったハーレーダビッドソンや、石鯛(アメリカ西海岸には生息しない)を閉じ込めたまま流れ着いた漁船以外にも生活ゴミも含めて沢山の物達が。誰かの思い出や大切な品々の残骸だと思うととても気の毒で切ないですが、カナダの美しい自然や生態系にとって脅威である事も否めません。

自然災害は誰のせいでもなく、人間が防げるものでもありません。日本政府から、海ゴミ処理の迷惑料として1億円相当がカナダ政府に支払われた時も、カナダの世論は、「自然災害は日本のせいではないし、むしろ彼らは被害者として苦しんでいるのだからそんな金は受け取るな、痛み分けだ」というとても好意的なものだったように感じました。

私が言いたいのは、地震に伴ってその後発生した人災的な事柄はどうなのか、と言う事です。原発に対する、人道的ではなく政治的な対応で、より世界を汚染してしまったのではないか?津波漂流物で良く分かる様に、世界は物理的に一つなのです。政治的や、人種や、その他人間のエゴで分たれていますが、自然はそんな事おかまいなしです。たった今、心ない誰かが海に捨てたごみが、いつかは他の人が愛おしむ美しい海岸を汚したり動物を殺したりするかもしれない、と言う事です。誰かの痛みは私の痛み、と言う訳です。

防げないにしても、天災がもう人々を傷つけない様に祈ります。が、その他の自己中心な思惑が事をより深刻にするとしたら、それを防ぐ事は出来るのではないでしょうか。奇麗ごとでしょうか?自分の痛みとして向き合い、自分に出来る事を探し続けて行きたいと思います。

災害に合われた方が一刻も早く本当に安らぎを手に入れられます様にお祈り致します。

Huge earthquake happened followed by one of a biggest Tsunami on today in 4 years ago. I was known it here in Canada, attending a painting class at school.

Tsunami debris were washed away from Japanese coast and have been reaching one ofter another to our west coast of North America since then. It was so sad when you see them as someone else's sentimental value and important belongings one upon a time but we can't deny they are serious threat to the nature and ecosystem north west coast of North America. We have no way to prevent natural disasters but what about the sequence of bad man made events?

My point is that as tsunami debris show us, the mother earth is one existence. The ocean is all connecting. Mother nature doesn't care of the decisions we made by politics, races and human egos.
If someone carelessly dumped garbage to the ocean, it might be hurt other's beloved coast or kill animals eventually. Your pain is my pain.
I will keep seeking what I can do for our beautiful earth.

Lastly, I am praying  for people who is still suffering form natural disasters that they can live peacefully.

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